料理とコンセプト
ここ沢乙に集う旬。その素地の美しさを磨くように。
天地の恵みが持つ滋味深い甘みを、うちみ流懐石で
懐石料理。茶の湯と禅宗の邂逅により生まれたその概念は、根本に「こころづくしのもてなし」を有しています。
『うちみ旅館』では、この「こころづくしのもてなし=思いやり」を身上にしております。
当館の目の前を流れる榎川から派生する砂押川は、平安の昔より船が行き交う水運の重要河川でした。
今なお利府は交通そして物流の要衝であり、手をのばせばすぐに、表松島・浦戸諸島の良質な海の幸と内陸の里山の幸とを手に取ることができる恵まれた地です。
たくさんの沢に囲まれた宿の周辺では、天から降った恵みの水が大地にしみてミネラルをたっぷり吸い、そのおかげで美味しい米や野菜が育っています。
その地の利を十分に活かし、主人自らその時季その瞬間のおいしい素材を見極め、手間ひまかけて持ち味をとことん生かした料理をご用意いたします。
また、お客様の心によりそいお好みやご要望をこまめにお伺いすることで、曇りのないご満足を楽しんで戴けるよう心がけております。
食材の選択はもちろん、味の好みやご提供のスタイルなどのご要望も、どうぞご遠慮なくお申し付けください。