当主ご挨拶
私は、沢乙温泉 里山旬味 うちみ旅館で九代目当主として湯守しながら、自ら包丁を握る料理人です。
故郷の海と里山の鮮度の良い旬の素材を吟味し、それらが持つ力強く奥深い甘みに手間暇をかけ、素材の持ち味をとことん引き出すように料理に情熱を注ぎます。三陸天然魚介と里山の露地野菜を組み合わせ、懐石の技とおもてなしの心でこの里山でしか味わえない「 里山旬味の世界 」を堪能していただきます。
人との絆を大切にし、お客様に寄り添いながら心が温かくなるようなおもてなしを心掛けております。
太古のロマン・歴史を紡いできた故郷の人々の営みや想いごと、この湯を守り後世に伝えてゆくことが沢乙の名を冠する宿として湯守・当主としての役目だと考えております。
沢乙温泉うちみ旅館
九代目当主 内海貴史
九代目当主 内海貴史 プロフィール
経歴
東北学院榴ヶ岡高等学校(31回生)
東北学院大学経済学部商学科卒業
大学在学中、宮城調理師専門学校夜間部を経て日本料理の世界へ入る
30歳京料理の流れを汲む日本料理店 仙台・上杉「ひで」へ弟子入り修行。伝統的な日本料理の真髄を学ぶ。
34歳沢乙温泉うちみ旅館 料理長就任
40歳九代目当主となり湯守と料理長を兼務する。
42歳東京の名店で茶懐石の基礎・基本・精神を学ぶ。
43歳書道始める。書道家小室成章師事
45歳阿久玉姫伝説を伝える「沢乙の庭」を建設
46歳故郷の先人方の思いを伝える「沢乙の石碑」建立
現在も懐石料理を探求し精進する
夢は、東北を代表する料理旅館。故郷の歴史・文化・風土の繁栄。
座右の銘「料理は思いやり」