晴れて上々、曇天や善し。雨もなほ

出会いは、一期一会と申します。
ひととの出会いも、食卓に集う海幸山幸との出会いも、
春夏秋冬めぐる日々との出会いも。
同じ一日は、二度とないから。
晴れの日の清々しさも、雨の日の郷愁も、それぞれに美しい。
変わらずにある良きものを大切に守りながら、
その日その瞬間にしか成しえない良きかたちを求め、
心づくしのおもてなしをさせて戴ければと、考えています。

変わらずにある良きもの。

それは、はるか大和の時代から。
北の果てへと向かう貴人の心と身体を癒した湯は、
1200年を経た今も変わらずに淡々とあふれております。


その日その瞬間にしか成しえない良きかたち。

それは駈け足でやって来ては瞬く間に過ぎ去る旬の味わい。
ひとつひとつ吟味した素材を、その素材の素地が最も楽しめるかたちで。
そして、訪れたかたにとっていちばんおいしい、と感じて戴けるかたちで。
胸の奥をゆっくりとあたためるような懐石料理をお楽しみください。


大切な人のお祝いに。わかちあいたい歓びに。

記念日や寿ぎの一日が、さらに忘れがたい日なりますように。
お料理や過ごしかたのご希望に沿う、オーダーメードのご提案もさしあげております。


あたたかな気持ちで紡ぐ、すばらしき一日のために。


山ふところの、小さな宿でお待ちしております。